彼女がキックボクシングを始められなかった理由は?
先日、あるところに食事に行った際に、たまたま、そこに知り合いの女性がいたので一緒に食事をすることに。
その方は職場の同僚(女性)と一緒で、私を紹介してくれたのですが、
その際に、その女性から
「コーチングとはどんなことをするのですか?」と質問をされました。
その時に、その知り合いの女性が
「コーチングとは、人をやる気にさせるコミュニケーションスキルだよ」
と説明をしてくれたのですが、その女性は不思議そうな表情を浮かべていたので、
私の方から、
「いつかやろうと思っていて、できていないことは無いですか?」。
と質問をしてみました。
するとその方は一瞬考えて、
「ありますよ」
「実は家の近所にキックボクシングのジムができたのですが、
運動不足を解消するためにジムに通いたいとは思っているのですが、
きっかけがなくて行けてないんですよ」
とのこと。
「へぇ、それはいつ頃から考えていましたか?」と質問すると、
「そうですね、もう半年くらいになります」との返事でした。
「どうして、行けてないんですか?」と聞くと、
「女性の私が行っても大丈夫か? とか、
いろいろ考えて行動できないんですよ」
と答えたので、
「女性でもできるのかは、聞いてみないとわからないことなので、
直接電話して聞いてみたらどうですか?」と言うと、
「そうですね、今度聞いてみます」との返事。
「そのジムの名前はわかりますか?」と聞くと、
「分かりますよ、確か○○○ジムだったと思います。」
「試しに、今電話して聞いてみませんか?」
と言うと、
少しびっくりした表情になりましたが、
「そうですね。やってみますか?」
と言って、
スマホで電話番号を調べて、電話をしました。
そして気になるところをいくつか確認して、
「女性も何人かいるようです。月謝も思っていたより、リーズナブルでした。
明日、早速見学に行ってみます。 ありがとうございました。
もうびっくりです。まさか、今日こんな話になるなんて。すごいですね!」
と、驚きと喜びの感想を漏らしていました。
やりたいけど、できていないことがあったら
まずは今できる小さな一歩を見つけて、一歩を踏み出してみましょう。
そうすれば、案外簡単に道が開けてくるものですよ。
この彼女の場合は、「まずは電話する」が小さな一歩でした。
「いつかやろう」という言葉が浮かんだら、
「今、何ができる?」に変換しましょう。
沖縄名護やんばる発コーチング
たった1回のセッションでゴールが見え、
達成までの道のりを創り出す
ラベルマップコーチ岸本拓己