ぽっかり空いた穴を埋める為のラベルマップコーチングINブセナホテル
子供が部活のバスケットをやっていた時は、忙しかったけど
毎日が充実していた。
朝は早くから起きて弁当を作って、子供を車に乗せて朝練に、
途中で子供の友達も乗せて、学校へ。
そこから家に戻って片づけをして、仕事に。
仕事が終わると、夕食の買い物をして、学校に子供を迎えに。
家に着くと家事をこなし、ゆっくりテレビを見る暇もなく、
毎日が忙しく過ぎていった。
休みの日には練習試合の送迎で、北部・中部・南部といろんな学校にも行ったなぁ。
毎日が忙しくて自分のことを考える暇もなかった。
とても忙しかったけど、楽しかった。
送迎の車の中での子供との会話や父母会の活動も楽しかった。
しかし、その子が、
3年生になり最後の大会が終わったころから
ぽっかり穴が空いた
ようになってしまった。
毎日ただ仕事をして、家に帰り、なんかつまらない。
何かをしなければ、でも何をしたら良いのか?
何が楽しいのか?分からない。
と悩んでいる女性とのコーチングセッション。
学生時代の話をたくさん聞いて行くうちに
書道を習っていた当時の話をするときの表情がとても良かった。
「書道の話をする時の表情や声の強さが他の話をする時と違っていましたね」
と言うと、
「えぇー、そうですか? 自分では気が付かなかったですが、そうですか?」
とうなずきながら何かを思い出そうとしている様子。
「もうちょっと、書道を習っていた時の話を聞かせてください。」と言って
いろいろと質問をして、その時のことを思い出してもらった。
そうすると、彼女も楽しそうに当時の話をしてくれて、
「そう言えば、その当時の先生が新聞の投書欄に投稿している記事を読んで
まだ元気なんだ」と思ったことや、一緒に学んだ友達のことも思いだし話してくれた。
「そうか、又、書道をやってみようかな?
でも、その前に、当時の先生や友達にも会ってみたいな」
と生き生きした表情で語った。
「その先生や、友達とは連絡できそうですか?」と質問すると、
「ん~、今はわからないですが、もしかしたら知っている
友達がいるかもしれないのでまずは聞いてみます。」とのこと。
コーチングを終えて感想を聞くと、
「今日は、コーチングをして良かったです。
ず~と忘れていた大切なことを思い出しました。
この機会がなければ、ずっと思いださずに忘れていたかもしれませんね。
本当に良かったです。 友達と会って、久しぶりに話をしてみたいです。」
と嬉しそうに話していました。
この彼女のように、
「今、何をしたいのか?」「自分のやりたいことが見つからない」
という人は、
「昔やっていたこと」を思いだしたり、
あるいは、
「昔やろうと思っていたけどできなかったこと」を思い出してみると、
そこに何かヒントがあるかもしれませんよ。
沖縄名護やんばる発コーチング
たった1回のセッションでゴールが見え、
達成までの道のりを創り出す
ラベルマップコーチ岸本拓己