職場の雰囲気を明るくしたい 私にできること
連日コーチングをしていると、結果が出ている人には
ある共通した特徴があることに気付きます。
結果が出ている人は、あれこれ心配する前に行動しています。
先日のコーチングで、「職場の雰囲気が暗くて、何とかしたい」
と言う女性マネージャーとのコーチング。
最初は部下のいたらないところや、やってほしいことを話題にしていましたが、
「人を変えることはできないので、まずは今、自分にできることを
考えてみましょう。」ということで、
今ご本人が、できそうなことを付箋に書いていきました。
10個くらいのアイディアの中で、
「まずは、自分から積極的に、一人ひとりに挨拶をする」
ことから始めることになりました。
朝は、「○○さんおはよう。」
夕方は、「○○さんお疲れ様でした。」
この二つのあいさつを意識してやってみることにしました。
その彼女との2週間後のコーチングの時に、会うなり
「岸本さん、聞いてください。 今までむすっとして話もしなかった
○○さん(職場の女性部下)とお昼を食べに行ったんですよ。」
「話してみると、共通の話題もあってとても楽しかった」
と嬉しそうに話していました。
実は彼女、1回目のコーチングの時に、
「まずは、自分から積極的に、一人ひとりに挨拶をする」
と決めたものの果たしてできるか不安に思っていました。
相手の名前を呼んで挨拶をすることを、これまでやったことが無かったので、
自信がなかったんですね。
でも、「やると決めたので」取りあえず次のコーチングがある
2週間はやってみよう
と決意してやってみたそうです。
そしてあいさつをして10目あたりに先ほどの件があったそうです。
最初の2~3日はぎこちなさもあり、相手の反応もあまりなかったので、
正直止めたいと思ったこともあったそうですが、
「2週間はやると」決めたので踏ん張ってやったそうです。
その結果、
今では、意識することなく、挨拶ができるようになり周りの人も
明るく挨拶を返してくれるようになり、
以前よりも職員同士の会話も増えた気がする
と話していました。
コーチングの際に、目標を達成するためのアイディアを
いくつか出していきますが、
結果が出ている人は、そのアイディアを次のコーチングまでに
確実に実行しています。
実行することで次回のコーチングではそれを検証することができて、
更にアイディアがブラッシュアップします。
そして、そのアイディアを又、即実行する
その繰り返しで、結果が早く出るようになります。
逆に、結果の出にくい人は
アイディアを出す段階までは一緒なんですが、
その後、行動する段階で、
いろいろ理由を述べて結局は後回しにしていまいます。
この女性マネジャーのように結果を出す人の特徴は
集中&行動
結果を早く出すためには、
ある期間集中して行動することが必要です。
沖縄名護やんばる発コーチング
たった1回のセッションでゴールが見え、
達成までの道のりを創り出す
ラベルマップコーチ岸本拓己