江戸時代にも速読があったんですね。
「職場の教養」シリーズ 20
一般社団法人 倫理研究所 490号より転記
「○○の秋」、という言葉があります。
「読書の秋」「芸術の秋」と言われるのは、集中して物事に取り組むのに秋は良い季節だということでしょう。
又、穀物や果実が収穫されるこの時期は、「食欲の秋」「実りの秋」とも表現されます。
「スポーツの秋」と言われるように、各地では運動会が開催されます。
江戸時代の碩儒(せきじゅ)として知られる佐藤一斎が記した「言志四録」には、修養の糧や教育の心得が書かれており、読書に関する一節もあります。
「読書は宜しく澄心端座(ちょうしんたんざ)してゆるく意思を著くべし。すなわち得ること有りと為す。五行並び下るとは、何ぞ其の心の忙なるや」
読書する際は、心を安静にし、正しく座り、ゆったりとした心持でするのが良い。
そうすれば、得るところがあるだろう。
世間には五行を一度に読み下す人もいるが、なんて気忙しいことなのか、世いう意味です。
現代をおそらく、江戸時代よりはるかに気忙しく、ゆとりがない時代でしょう。
秋の夜長は、ゆったりとした心で読書を楽しみたいものです。
以上転記でした。
江戸時代も速読があったんですね。
読書の秋は心穏やかに、ゆっくり本を読んでみたいものです。
そう言えば、最近はビジネス書ばかり読んでいます。
歴史の本や推理小説も時には読んでみたいものです。
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