沖縄発!岸本拓己のラベルマップコーチングブログ

60歳で起業した楽読おじさん(64歳)のチャレンジブログ コーチング&楽読で人生を豊かに創造する。

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もう一人の自分の声を聞いてみよう

40代の女性会社員とのコーチング。

 

4月より、

チームリーダーになり仕事が忙しくなった.

どのような働き方をすれば良いのか

悩んでの相談だった。

 

 

まず、現在の彼女の状態がどうなのかを

確認するために

いくつか質問をして現状を聞いてみました。

 

そこで分かったことは、

彼女は2児の母で、

育児・家事・仕事を完ぺきにこなさないと

自分を許せないと思っている。

 

手抜きをすることが悪いことだと思っている。

 

夫は、

「家事を手伝ってもいい」と言っているが、

夫にさせると、

自分がやるようにちゃんとできないので、

結局、

その後始末を後で自分がやるので、

それよりは最初から自分で

やった方が良いと思っている。

 

なぜ彼女がそこまで、

完璧に家事をしなければいけないと

思っているかと言うと、

 

彼女の母親がそうだったからで、

その母親が近くに住んでいて、

たまに家に来ると

部屋が片付いていないと小言を言われる。

 

 

そんな彼女は

毎日、夕食が終わると、

子供二人の宿題を見て

その後、職場から持ち帰った仕事をやって、

お風呂に入って寝るのはいつも1時を過ぎているとのこと。

 

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そんな、彼女を見かねて

ご主人が、

「そんなにめっ一杯頑張らないでもいいよ。

自分も手伝うから」

と言ってくれるのだが、

 

分かってはいるのだが、そうできない自分がいる。

 

 

夫のアドバイスにも耳を傾けないそんな彼女に、

こんな質問をしました。

 

 

「もし、もう一人のあなたが側にいて、

今のあなたにアドバイスをするとしたら、

何とアドバイスをすると思いますか?」

 

 

すると、じ~と下を向いてしばらく黙ったまま

その質問の答えを探していました。

 

 

そして、ハンカチを取りだし涙を拭きながら、

「そうなんですよね。自分は頑張り過ぎって、

分かっているんです。

 

前の職場でも、それでパンクして、

上司が疲れているなら休んだ方が良いよ、

とアドバイスをしてくれたんだけど、

それも聞かずに

結局体調を壊し、長期に休んでそのまま辞めてしまったんです。」

 

「そうですね、夫にも協力をお願いして、

もう少し、ゆったりやるようにしてみます。」

と答えた彼女でした。

 

 

 

 

そんな彼女から、コーチング後、

しばらくして連絡があり

 

「夫が、洗濯をやるようになったこと、

自分も趣味の手芸をやれる時間を確保したこと。

これまでの生活と一変しています。」

と嬉しい報告がありました。

 

 

 

こだわりがあり、

自分が頑張りすぎると思っている人は、

一度立ち止まって、

自分の心の声に耳を傾けてみましょう。

 

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