「職場の教養」という小冊子があります。
一般社団法人 倫理研究所というところが発行している小冊子ですが、
その中のこんなことが書かれていました。
以下、転記です。①
「わが街を活性化していきたい」と考えているA市の若手経営者グループが、
街づくりの専門家を講師に招いて、研修会を開催しました。
研修の中で、講師は「地元以外の人の方が、その町の良さを知っているケースがあります。」
といったのです。
A市には昔から養豚場が多く、よく豚肉を食べる習慣がありました。
地元では当たり前の食べ方でも、他の地域では珍しいようです。
そこで、食材のネーミングを変えて、タレを工夫し、
子供からお年寄りまで食べやすくアレンジしたところ、
全国規模のグルメ大会で最優秀賞を受賞したのです。
日頃、食べ慣れていたものが.町の名物となったのでした。
今あるものを、少し視点を変えて眺めてみると、
他の地域にないような歴史を発見することがあります。
これは,企業に置き換えても当てはまります。
「わが社の強みは何だろう?」と、
客観的に見直してみましょう。
又は、外からの声を集めてみましょう。
今すでにあるものの良さを再確認する中で、
会社が飛躍するきっかけが見つかるかもしれません。
以上ですが、
これは個人で経営している方にも当てはまる話ですね。