歴代最多優勝記録を更新した横綱・白鵬 のように
「職場の教養」シリーズ 2
一般社団法人 倫理研究所 472号より
積み重ねを楽しみましょう。
歴代最多優勝記録を更新した横綱・白鵬。
ケガが少なく、「手首と指先以外テーピングをせずに土俵に上がる姿は美しい」
と称賛されます。
ウサイン・ボルトに並ぶとも言われる出足のスピードも、強さの一因でしょう。
この強靭でしなやかな体を生んだのが、地道な稽古でした。
しこ・すり足・てっぽうの基本動作を、同じ手順で毎朝1時間、飽きずに継続してきたのです。
私たち職場で、基本の稽古に当たるものはあるでしょうか。
企業によっては、朝礼が稽古に当たるかもしれません。
たとえ短時間でも、毎日、同じメンバーで、同じ動作を繰り返す朝礼は、
最良のけいこ場でもあります。
時に単調と思える場合もあるかもしれませんが、横綱の地道な稽古のように、
小さなことの積み重ねなくして、大事をなすことはないでしょう。
ある企業では、朝礼で笑顔のあいさつ実習を取り入れ、コツコツと継続した結果、
社内に響く声が明るくなり、来社するお客様の表情まで変わったそうです。
単調な稽古も、目的をもって継続した時、環境まで変えていくのです。
以上転記です。
正に 継続は力なり、というところですが、
目的をもって継続する、ということが大切だと思いました。