ドラえもんがのび太に教わったこと
「私、毎日、仕事の夢を見るんです。それで起こされるんです」
という女性がいました。
朝も眠そうな顔をしている30代の介護職をしている女性。
その女性との会話です。
私、
「毎日、仕事の夢で起こされるんですか?」
彼女、
「そうなんですよ。今日もそうでした。」
私、
「夢をまったく見ない日ってありませんか?」
彼女、
「そう言えば、お酒を飲んで寝た日は見ないときもありますね。」
私、
「そうですか、さっきは、毎日仕事の夢を見る。と言ってましたが、それは勘違いだったかもしれないですね。」
彼女、
「そうか。そうかもしれないですね」
私、
「ちなみに、思いだすだけで良いので、この1週間ではどうですか?どれくらい仕事の夢を見ました?」
彼女、
「そうか、もしかしたら、3日くらいかもしれませんね」
私、
「残りの4日間はどうでした? ゆっくり寝れた感じですか?」
彼女、
「そうですね、そう言えば、寝れた日もありますね。」
私、
「仕事の夢で起こされて寝れない日が印象に残っていて、毎日見ていると勘違いしたかもしれないですね。」
彼女、
「そうか、そうか、そうかも。そうだよ毎日ってわけでは無いですね」
と彼女がすっきりした表情で答えていました。
これと似たようなことが、他にもあります。
「旦那が全然、私の話を聞いてくれない」と嘆いている40代の女性がいました。
あの介護職の女性と同じように、
よくよく話を聞いてみると、毎回話を聞いてくれないのではなく、
時と場合によっては聞いてくれたことがあったことを思い出しました。
この二人の女性が特別なわけでは無く、
私たちは、思い込みによって事実を見ていないことがあります。
「私はいつも緊張する」
「私は大事な時にいつも時間に送れる」
「私は新しいことに挑戦すると必ず失敗する」
「私は初めての人との会話は毎回、苦手だ」
「みんなが、私の意見に反対する」等等。
「いつも」「絶対」「毎回」「必ず」「みんな」
等の言葉が出たら、1回はそれを疑ってみた方が良いですよ。
それは、
思い込みの可能性があります。
と言うかほとんど「思い込み」かもしれません。
「思い込み」であなたの大事な可能性をつぶさないようにしてほしいと思います。
沖縄名護やんばる発コーチング
たった1回のセッションでゴールが見え、
達成までの道のりを創り出す
ラベルマップコーチ岸本拓己