小学校の時の夏休み、大好きなアニメ「巨人の星」を見てました。
『これを見終わったら、宿題をやろう』と、自分の中で予定を立てていました。
その時です、
「テレビばっかり見てないで、早く勉強しなさい。」と母の怒鳴る声。
「これ見たら、やろうと思っていたんだよ。 あぁ! もうやる気なくなった」
とふてくされたことがあります。
その時、「勉強の予定はどうなっている?」と優しく聞かれていたら?
ある営業マンの話。
最近営業成績があまりよくない。
そんな時、上司から、
「DMを出していなからだよ。今すぐ、DMを出しなさい」
と言われたが、
『そうかもしれないけど、なんかやる気がしないなぁ』。
もし、
『先月は調子良かったよね。 その時はどんなことをしたの?』
と質問されたら、
『そうか、先月は頑張ってDMを出したな。 今月はそれを忘れていたな。
よし、DMだそう』
と自分から気づいて、やる気になったのに。
良かれと思ったアドバイスが、聞き入れてもらえなかった事ってありませんか?
デール・カーネギーの本、
「人を動かす」の中にこんなことが書かれています。
【人間は自尊心の塊です。人間は他人から言われたことには従いたくないが、自分自身で思いついたことには喜んで従います。 だから人を動かすには、命令してはいけません。自分で思いつかせれば良いのです。】
この言葉は見事にコーチングを表しています。
子供や部下をやる気にさせるには、命令してはいけません、
話を「良く聞いてあげて」、「質問」をして気付かせ、
気づいて行動したら、「承認」してあげることです。
お父さん、お母さん、先生、部下を持っている人がコーチングスキルを学んだらどんなに素敵だろう。
私は20年ほど前に少年野球の監督をしていたことがありますが、
もし、その時にコーチングスキルを学んでいたら?
『もっと楽しく、もっと楽に強いチームにできたのに、』
と思うことがあります。
少年野球、サッカー、ミニバレー、ミニバスケット等の指導者・部活顧問がコーチングスキルを学んだら、いいのになぁ。
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