「いつかは○○○したい」と思っているけど、
思っているだけで行動に起こせないことってないですか?
思っていることを行動に起こせるようになるには、
それを実行するための行動を細分化してみることです。
例えば、「家族で旅行に行きたい」という方がいました。
その方の思いを実現するために、
家族で旅行に行くまでの手順を細分化しました。
- 日程を決める
- 場所を決める
- 旅行社を調べる
- 旅行社でパンフレットをもらう
- 予算を調べる
- お金の準備
- 仕事の休みの調整
- etc
と出てきました。
そしてその方は、まずは旅行社に行っていくつか
パンフレットをもらってきて
家族と相談することから始めることになりました。
パンフレットを前にして、
家族と楽しそうに会話が弾んでいる姿が見えて
ワクワクしそうですね。
最初の一歩が決まると、動きやすくなります。
同じように、先日のコーチングでは、
「いつか、オリジナルのアルバムを出したい」
と言う20歳のラッパーとのコーチング。
彼は、
「1年前から、オリジナルアルバムを出したい」
と思っていたとのこと。
私は、アルバム制作については全くの素人なので、
質問で相手の中から答えを見つけていきました。
「アルバムを制作するために解決しなといけない課題は何ですか?」
等、
出てきた答えにまた、いくつかの質問をして
課題を具体的にしていきました。
そしてそれを解決するためのアイディアを
付箋に1個1個書いていきました。
そして、8個のアイディアが出てきました。
今度はその課題を、1個1個いつまでに解決するのか、
付箋を移動させながら考えていきました。
付箋を移動させながら考えてくると、
今まで気づいていなかった新しい課題が出てきました。
それを同じように付箋に書いて、付け足していきながら
最終的には12個のアイディアをスケジュール表に落とし込んで、
アルバム制作のための【ゴールへの地図】を完成させました。
1個1個の課題を順序良く解決していけば、
目標の達成が見えてきました。
これまで、漠然としていたものが、
目に見えてイメージできるようになったことで、
本人も俄然やる気になり、
「これならやれそうです。
絶対に半年後には目標を達成します」
と嬉しそうに話していました。
「いつかは○○○したい」と思っているけど、
実現できていないときは、
それを実行するための行動を細分化してみることです。
その際に付箋に1個1個書いていくともっと良いですよ。
なぜなら付箋は自由に動かせるので、
順番を変えながら動かしていくと
それまで、気づいていなかったアイディアや
課題が見つかる場合があります。
頭の中だけで考えていないで、
まずは手を動かして書いてみることです。
たった1回のセッションでゴールが見え、
達成までの道のりを創り出す
ラベルマップコーチ岸本拓己