話を聞くのに理由なんていらない。傾聴というスキル
【聞き方が変わる】
セミナーで、「聞き方」のワークをやります。
二人ペアーになって、話す人、聞く人に分かれてワークをします。
話を聞く人は、相手と目を合わせず、できるだけ無表情で聞いてもらいます。
聞き手がそういう態度で聞いていると話す方はとても話しにくいです。
聞く方も、相手に視線を合わせず、無表情で聞くことはつらいもので、
大体の人が「相手に悪いなぁ」という気持ちが働いて、
こちらの指示通りにできる人は少ないです。(笑)
このワークをやった後に、参加者に、こんな質問をします。
「お母さん、家事をしながら、背中越しに子供の話を聞いていませんか?」
「ご主人、テレビや新聞を見ながら、奥さんの話を聞いていませんか?」
「上司の皆さん、パソコンをやりながら部下の話を聞いていませんか?」
「これって、視線を合わせず、無表情で聞いていることと同じなんですよ。
話し手が、どんな気持ちになるかわかったでしょう。」
という話をすると、
皆さん心当たりがあるので、ドキッとします。(笑)
そして、セミナーが終わった後、多くの皆さんが
話を聞くときの態度が変わりましたと感想を述べます。
そしてその結果、親子の会話、パートナーとの会話、
部下との会話が変わったといいます。
私たちは、聞くことは簡単だ、普通に聞けるから、
意識しないでも聞けるから
あまり大事に思っていない、ところがあります。
ですが、このワークをやると、皆さん聞くことの重要性に気づき、
聞き方が変わります。
聞き方が変わりその結果として、コミュニケーションが変わり、
人間関係が変わります。
人は案外、自分の話をじっくりと聞いてもらえていないものです。
わざわざ、時間を取って、相手の話をしっかり聞く。
この週末、大切な人の話をじっくり聞いてみる。
そんな時間を作ってみたらいかがでしょう?
沖縄名護やんばる発コーチング
たった1回のセッションでゴールが見え、
達成までの道のりを創り出す
ラベルマップコーチ岸本拓己