質問力を磨きましょう。お年寄り、子供バージョン
デイサービスのスタッフさんと話をしたときのこと。
リハビリに来ているお年寄りに、
「お家でも、リハビリの為の運動をした方が効果が高いので、
リハビリ時に自分でできる運動を教えて、
『これを家でも ○○回やるようにしてくださいね』
と、
そのつど声かけをするんですけど、
皆さんやってこないんですよね。」との話をしていたので、
「次からは、『○○回やるようにしてくださいね』
と言わないで、
『何回くらいできそうですか?』と質問してみてくださいね。」
とお伝えしたところ。
それを実行したスタッフさんより、
「今まで、やらなかったお年寄りも
少しずつやるようになりました。」
とうれしい報告をいただきました。
人は、
人に言われるよりも自分で決めた方が
やろうと思うんです。
例えば、
いくら言っても勉強しない子供に、
「勉強しなさい!」と言うよりも、
「何分だったら勉強できそう?」とか、
「宿題しないとどうなると思う?」とか、
家事等を手伝ってほしいときに、
「どんなことだったら手伝える?」とか、
「いつだったら手伝える?」
と聞いてみると,
どんな返事が返ってくるか,
楽しみではありませんか?
人は指示や命令よりも自分で決めたことに従いたい
のです。
命令するより質問で気づかせた方が良いです。
たった1回のセッションでゴールが見え、
達成までの道のりを創り出す
起業家の為のラベルマップコーチ岸本拓己