美しい言葉を選びましょう。 言葉は職場の風景の一部です。
「職場の教養」シリーズ 7
一般社団法人 倫理研究所 473号より
随筆家の山本ふみこ氏が、横断歩道で信号待ちをしていた時の話です。
女性の怒鳴り声がしたので、(自分に向けられたのか)とびっくりして後ずさりをすると、それは母親が子供に向かって言った言葉でした。
氏は、「私は風景を作りながら生きている。不穏な叫び声より『お先に失礼します』
『どうぞ』『どうされましたか?』『手袋が落ちましたよ』なんて言う言葉のある風景がずっとずっと素敵」と綴っています。
私たちの職場風景を作っているのは、デスクや事務機器、部屋の掲示物や模様ばかりではありません。
そこで働く人々の身なりや表情、更には「言葉使い」も職場の風景の一部でしょう。
きびきびとした態度で働く職場からは、心地よい緊張感が感じられるものです。
さらに、元気なあいさつや返事が交わされていれば、その場は明るい風景となって、お客様の心に感動を与えることができます。
美しい言葉には、職場の風景も変えていく力がありそうです。
以上転記です。
先日ファミレスで、同じように母親が子供に汚い言葉で注意しているところに出会いました。
同じ子供を叱るにしても、言葉を選んで使ってほしいなぁ、
と考えさせられる場面でした。
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岸本拓己