沖縄発!岸本拓己のラベルマップコーチングブログ

60歳で起業した楽読おじさん(64歳)のチャレンジブログ コーチング&楽読で人生を豊かに創造する。

何歳からでもチャレンジできる。自分に自信を持ち、仕事に誇りを持ち、目標を実現するためにがんばる大人、そんなカッコいい大人が世の中に沢山いる世界を創りたい。60歳から楽読のインストラクターに挑戦し、起業した「楽読おじさん」のブログ

コーチング体験者からお喜びの声が届いています

コーチング事例PICK UP

両親の介護も大事、頑張ってる。でも本当はバイクに乗りたかった

やんばる在住の50代の女性Nさんとのコーチング。

 

Nさんは、4人のお子さんを育てて、

4人の子供たちはそれぞれ独立していきました。

 

 

現在のNさんは、パートの仕事をしながら、

高齢の実家の両親の面倒と

同じく高齢の旦那さんの両親の世話をしています。

 

そんなNさんは、子供たちが独立してからは、

胸にぽっかり穴が開いた状態で、

 

「自分は何のために生きているんだろう?」

 

「両親の面倒を見ながら、

そのまま自分も年を取っていくのかな?」

 

と考えるようになりました。

 

f:id:labelmap:20170523231121j:plain

 

このまま年を取るのは嫌だ、

でも何をやったらいいのか?

分からない。

 

そんなことを考える毎日でした。

 

答えを求めて、いろんな占いにも行ってみました。

 

ヒントは見つかるものの、車で帰る道すがらも

 

「ほんとにそれでいいのかな?

いや違う、もっと他にあるはずだ、

しっくりこない。でもわからない」

と自問自答を繰り返す毎日だったそうです。

f:id:labelmap:20170523231233j:plain

 

そんなNさんに、

「今まで生きてきて一番楽しかった時はいつですか?」

と質問すると、

子供のころ、

お兄さんたちと山を駆け回って遊んだこと。

 

f:id:labelmap:20170523231318j:plain

それから、工業高校で、

多くの男子生徒・先生と一緒に

研究活動をしたこと等を話してくれました。

 

その表情は生き生きと楽しそうに話していました。

 

悩みの話をしているときは

気の毒なくらい声も小さく

うつむいてしゃべっていたNさんでしたが、

 

それとは人が違ったように

昔の話をする時は声が踊っていました。

 

 

そこで、Nさんにこんな質問をしました。

 

「Nさんが、もし男性だったら、

今、どんな趣味をしていますか?」

 

すると、Nさん、即座に

「バイクです」と答えて、

「バイクでツーリングを楽しんでいます」

と当然のごとく話しました。

 

 

更に、

「では、バイクを趣味としている

Nさんの仕事は何ですか?」

 

と質問すると、

 

「トラックの運転手です」

と、

これも即座に答えが出てきました。

 

 

そしてNさん、いたずらっぽく

「実は私、昔、家族に内緒で、

自動車教習所に通って

大型の免許を取ったことがあるんですよ」

と嬉しそうに話しました。

 

 

こうして嬉しそうに話すNさんに

私はこんな提案をしました

「今からバイクの免許を取る、

というのはどうですか?」

 

Nさん、

「そうですね。いいですね。バイクの免許を取って

やんばるをツーリングするのもいいですね。

夫は反対するかもしれないけど、反対されても取ります」

と、

自信をもって答えました。

 

私が、「ではその為にはまず何からしますか?」

 

と質問すると、

 

「今日、コーチングが終わったら、

自動車教習所に行って申込書をもらってきます。

ありがとうございます。

長年のもやもやが、今日晴れました。

 

実はコーチングに申し込んだものの、

そこまでは期待していなかったです。

 

藁にもすがる思いと言うか、

何か気休めみたいな気持ちもありました

でも本当に来てよかったです。」

と、

嬉しそうに答えていました。

 

 

そして、後日Nさんより、

メールにて

「教習所に行って申込書をもらってきた」

との報告がありました。

 

f:id:labelmap:20170523231455j:plain

 

 Nさんはずっと、やりたかったことを

 

自分は女だから、母親だから、

嫁だから、」

と閉じ込めていたのかもしれません。

 

 

 

Nさんと同じように、知らず知らずの間に

「○○だからできない」

「○○だからやってはいけない」

という思い込みがあって、

なかなかそこから抜け出せない場合は、

 

視点を変える質問を自分自身にすると良いです。

 

f:id:labelmap:20170116103513j:plain

 

「もし、仮に男性だったら?」

「もし、仮に女性だったら?」

 

「お金があったとしたら?」

「時間がたくさんあったとしたら?」

 

「目標が今の100倍だとしたら?」

「アメリカ人だったら?」

 

「なんでもできるとしたら?」

 

等々、

 

視点を変える質問をすることで、

今まで思いもよらなかった解決策が見つかります。

 

 

たった1回のセッションでゴールが見え、

達成までの道のりを創り出す

ラベルマップコーチ岸本拓己