沖縄発!岸本拓己のラベルマップコーチングブログ

60歳で起業した楽読おじさん(64歳)のチャレンジブログ コーチング&楽読で人生を豊かに創造する。

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「大丈夫!  楽しみが延びただけだから!」 その言葉に、周りの人は驚きと感動を覚えました。

【楽しみが延びただけ】                

 

私の知り合いに少し知的に障害のある60代の男性がいます。

                        

彼は、長野県に住む友人と、彼のお世話をする人の手を

借りながら手紙のやり取りをしています。

                       

その友人が沖縄に遊びに来ることになっていました。

 

彼は、

その時をとても楽しみに待っていたのですが、

その友人の母親が亡くなって、沖縄行きが延期になってしまいました。

 

                         

彼のお世話をしていた方は、その事を彼に伝える時に、

ショックを受けないだろうか?

と心配しながら、出来るだけ優しく彼に伝えた。

   

                  

その時に彼から帰ってきた言葉が、

冒頭の言葉です。

                    

「大丈夫!  楽しみが延びただけだから!」

と。

                            

その言葉に、周りの人は驚きと感動を覚えました。

                          

「 知的に障害のある彼から教わった」と。

                      

 

私たちは、ややもするとその時、

その瞬間のことだけの感情に心が支配されることが有ります。

 

                      

例えば、

恋人と一緒に映画を見に行く約束をしていて、

パートナーから、

「ごめん、仕事で行けなくなったから来週しよう。」

と言われた時。

                           

「せっかく、楽しみにして待っていたのに。

仕事と私とどっちが大事なの」と怒ることもできるし、

                            

「大丈夫、楽しみが延びたただけ、又、ワクワクして待ってる時間ができた」

と答えることもできます。

                  

私たちはどちらでも選ぶことができます。

 

ある出来事に対する感情を選ぶのは自分自身なんですね。

 

そんな大切なことを彼から学んだ出来事でした。

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